R/Pythonによる比較・因果推論・予測研究 (ver 0.12)
Preface
定量的な比較、(反実仮想)因果推定、予測分析をRによって行う方法を紹介
経済学におけるデータ分析の大部分は、複数の変数間での関係性の理解・利用を目的としている。 本ページでは、ある結果変数\(Y\)と独立変数(群)\(X=X_1,...,X_L\)の関係性に焦点を当てる。 また\(Y\)と\(X\)がともに観察でき、関心のある母集団からランダムサンプリングされたデータが入手出来ている。
具体的な分析目標を大きく(予測)\(Y\)の予測関数の推定、(比較)異なる\(X\)間での\(Y\)の比較、(因果効果)\(X\)の変化が\(Y\)に与える因果効果の推定、に大別し、それぞれについて簡単な説明とRのサンプルコードの提供
- 随時Pythonコードを追加
Example dataとしては、Githubレポジトリ内ExampleDataフォルダーのExample.csvを使用
Section 1 概念整理 本ページで紹介する手法の理論的概論
Section 2 R準備 基本的なR文法の紹介
Section 3 OLS for BLP Best Linear Approximationの推定方法としてOLSの紹介
Section 4 線形モデルによるパラメータの推定 線形モデルを用いたパラメータ推定
Section 5 教師付き学習による母平均モデルの推定 予測モデル推定
Section 6 セミパラメトリック推定によるパラメタ推定 セミパラメトリック推定 \(+\) 機械学習 による平均差の推定
Section 7 異質性の探索 セミパラメトリック推定 \(+\) 機械学習 による条件付き平均差の推定
Section 8 付録: 記述統計 Treatmentグループ別の記述統計
Section 9 付録: データ整備 recipesパッケージを用いた統合的なデータ整備